お盆の迎え火と送り火そして茄子と胡瓜

きものを通じて
気軽に愉しめる和のふれあいを提案する
きもの遊びコーディネーターであり
和の文様をデイリーライフに取り入れる愉しみをお伝えしている
和文様マスター・澤井律子です

8月16日はお盆の送り日ですね。

お盆の期間
一緒に過ごしたご先祖様の霊を送り出す行事で

ご先祖様をお迎えする8月13日は
迎え火を焚いて
迷子にならないように、とお迎えします。

地域によっては1日ずれるところもあれば
灯篭流しや精霊流しで故人の霊を送り出す風習のところも。

京都の「大文字焼き」も有名な送り火のひとつですよね。

実際に火を焚いてお迎えしたりお見送りしたり。。。が
難しい時代にもなってきています。
気持ちだけでも、故人に寄り添いたいですね。

迎え火、送り火について

https://jpnculture.net/mukaebi-okuribi/

https://en-park.net/books/8113

そういえば

ご先祖様が道中を移動するのに、と準備する乗り物が

茄子と胡瓜で作る馬と牛ですね(^^)

胡瓜は足の速い馬として見立てられ
あの世から早く家に戻って来れるように

茄子は歩くのが遅い牛として見立てられ
少しでもこの世から帰るのを遅らせる

そんな意味が込められていて
ひとつひとつに心を感じる日本文化です。

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