きものが活躍する場を提案する
きもの遊びコーディネーターの澤井律子です。
今年も
演出担当させていただきました(*^-^*)
毎年恒例となりつつある
えんこうさんでの
着物時代絵巻ショー♪
今年は
NHK鎌倉殿の13人にちなんで
(MCで、ずっと、「かまくらでん」って言ってたよ、私:笑)
鎌倉時代の
小袖+表着スタイルからスタート。
はからずも
モデルちゃんが
雰囲気ぴったりの髪型で
いっきに時代が遡りました(≧▽≦)
着物にしごきスタイル
このしごきが
後の、「おはしより」スタイルに繋がり
江戸時代によく見る黒衿スタイル
贅沢を禁止されたとき
華やかな着物に黒衿をつけることで
普段使いに見せかけていたからだったとか
かふぇの女給さん
のエプロンは
あくまでも給仕であることを示すために着ていたり
日本髪と洋髪との中間スタイルが流行ったり
女学生のひさしがみは
その高さや大きさで
華やかさを競いあっていたり
西洋文化が着物の柄に影響を与えた
大正ロマンと振り返られる頃の着物は
お袖の長さが長いほどお嬢様度が高かったとか、、
そんなこんなの時代を経て
昭和レトロを感じる振袖スタイルでは
帯揚げ、帯締めを同じ色で統一
普段着に楽しむ着物として
戦後に定着した
お太鼓結びの着物スタイル
そして
より身近に
ファッションとして楽しむようになった現代のスタイルとして
デニム着物+帯にベルト
な装いをお披露目。
最後は
かなり攻めて(笑)
箪笥の肥やしの代表格でもある
喪服
をアレンジして
ミニスカートスタイルに♡
ハサミをいれているわけではないので
脱ぐと、着物の状態に戻りますよ(≧▽≦)
今で言う着物は
小袖というインナーで着ていたものが原形で
鎌倉時代から江戸時代にかけて
インナーだった小袖がアウターに昇格し
小袖の形状が今の着物の形に落ち着いたのは江戸時代。
時代ごとに変化しているのは
着物の形状ではなく、着こなし方。
令和の時代
着物の着こなし方は実に多様性にあふれています。
100年後、今の時代を振り返ったとき
「令和モダン」
と呼ばれているかもしれません(笑)
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ファッションと時代背景は結びついている。
ショーを通して当時の暮らしを紐解く
先人や歴史から学び、今を更に彩る
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そんな風に
イベントMCさんに言っていただき
光栄(^.^)
自分なりに心地よい着こなし方で
着物時間を楽しんでいきましょう~ね(^.^)
今年も
着付け、ヘアアレンジは
美和きもの教室の皆さんに
お手伝いいただきました!
えんこうさん。
来年もお手伝いさせていただけますように☆