『知っておきたい和膳のマナー【お箸の使い方】』レポート
雨もしたたる中、梅もと別館に涼やかな夏きものをお召しになった和服美人さんが集まった『知っておきたい和膳のマナー』。初回となる本日は基本編ということで、お箸の使い方を中心に、お勉強しました。
講師はテーブルコーディネータの光田愛美さん。うつわの陶花店も運営されていらっしゃいます。
日常の生活において切り離せないのが食事。
最近は、テレビコマーシャルでも「大人のマナー」としていろんな作法がコミカルに流れています。例えば、割り箸を割るときのお箸の向き。お箸を縦に持って左右にパチンと割ってしまいがちですが、正しくは、お箸は横向きで、上下にパチンと割るのが美しい所作。
そんな基本的な所作をはじめ、お箸の歴史や種類についてお話していただきました。同じ形でも素材が違うだけで手にした感覚がまったく異なり、疲れにくいお箸でご飯を食べたいナァと思うようになりました。
そうそう。
お箸は元来中国の文化だったのですね。(^.^)
お膳が運ばれてきたにも関わらず、みなさん、真剣に先生のお話を聞いていらっしゃいました。
基本的なお話を伺ったあとは、いよいよお食事タイム。でも・・・。みなさん、なかなか手が伸びず・・・。あれ?緊張してる!?(笑)
先生にお手本を見せていただいて、ようやくお食事。
「箸置」がない時の食事中や食事後の箸の置き方や箸袋の扱い方、お椀を手に持ったときの箸の持ち方などお箸の作法を中心に、食事をしながら、「こういう場合はどうしたらいいの?」とか「こういう作法はマナーとしてどう?」などなど、日頃疑問に感じていたことを確認しながら、お料理を楽しみました。
自分の「箸ぐせ」が分かった方もいらっしゃいましたね。
それから、今回参加できなかった皆さんにも是非知っておいていただきたいのが、お椀の蓋の扱い方。いくつかある場合、つい重ねそうになりますが、ご法度。最低限のマナーはきちんと知って、楽しい食事タイムを過ごしましょう。(^.^)
今日教わったことを忘れないで、お気に入りの“マイ箸”を持って、美しい所作で食事を楽しんでいきたいと思います。
ひろしまきもの遊びのみなさん〜。これからも和服美人を目指して一緒に磨きをかけていきましょうネっ!!
みなさん、ご参加くださいまして、ありがとうございました!
お食事のあとは雨もあがり、つかの間の梅雨晴れに変わっていました。(^.^)