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和を楽しむ温故知新企画 『日本茶を楽しむ講座』 が開講しました!

『日本茶を楽しむ講座1月度:茶歌舞伎』レポート

2007年初の日本茶講座は〜優雅にゲーム感覚で盛り上がれる「茶歌舞伎」!
出されたお茶の色、香り、味から銘柄や産地を言い当てる遊びです。

講師の田辺さんが以前参加した「茶歌舞伎」は15名ぐらいで、お茶の産地を当てるものだったそうですが、今回はビギナー向けという事でお茶の種類を当てることに・・・。

花・鳥・風・月・雪の文字の下に、本日登場する5種類の日本茶が書いてあります。
参加者の手元にも、花・鳥・風・月・雪とだけ書かれたカードが置いてあります。


縦に1から5の数字、横は参加者の名前が書かれた表に、最初順に出てきたお茶がどのお茶か?5枚のカードから「これだ!」と思ったお茶のカードを自分の枠の中においていきます。コレを今回は2回繰り返します。
(お茶の出てくる順番は毎回変わります。)



どのお茶も同じ条件(熱湯、同じ茶葉の量、同じ抽出時間)で入れます。
(玉露系のお茶は低い温度で入れる方がおいしいのですが、今回は同条件ということで沸きたての熱いお湯でいれます)

1回目は今からでてくる順にその茶葉を回します。これは大ヒント♪
玄米茶や茎茶などは一目でわかります。そのあとお茶がでてきて、確認作業。


2回目はお茶のみ出てきます。茶碗も一回ごと下げられるので、前に出されたお茶と味や色を比べる事は出来ません。1回目の記憶のみが頼りです。
しかも、一度置いたカードは途中で差し替えることはできません。


ご夫婦で参加されたOさん奥様は、ある種類のお茶で悩みに悩んだ挙句、結局旦那さんと同じ銘柄に決定。「おぉ!愛の力か〜私だったら逆に夫と違うものをえらんで勝負だわ」(それもどうかと・・・^-^;)と言うと「いや、間違ったらこの人のせいにします」と・・・(笑)

コレと思って判断した種類が、次のお茶を出された瞬間その間違えに気づく・・・「あ〜カード入れ替えたいよぉ〜」とか「白い紙に同じ種類を書いて貼っちゃえ〜」などワイワイ盛り上がりました。(田辺さん失礼しました・・・^-^;)


23日チームは、1・2回とも全問正解者がなんと2名も!クジで順位を決め、なんと優勝はYさん〜。お茶と茶碗のセットをいただきました。準優勝はお懐紙とクロモジのセット。3位以下は同点でしたが、これもクジで手ぬぐい、後は紅茶をいただきました。

27日チームは残念ながら全問正解者はデズ。^^; 低い点数(笑)で同率首位が4名。あみだクジで最優秀賞を決め、ダメだった人にも参加賞が♪

お茶の香り、色、味・・・何を優先させて言い当てるか。時にはお茶に正面から挑むのも楽しいかもしれません。


<当日のお召し物>

19歳のときに誂えたアンサンブルで参加のHさん「可愛い〜」とみな絶賛でした♪
O夫妻もトーンを合わせてしっとりしっくり。
Yさんの着物に帯締めがいいアクセントだ〜なんて、お茶が出される間の歓談では、次のお茶の話よりも着物談義でワイワイでした。なんかずっとワイワイしていた平日組でしたね・・・(笑)






みなさん、とても華やかにコーディネートされていました。蝶々柄が絞りのおきもはお母さまから譲っていただいたのだそうで、色目がとても鮮やかでした。京都から届いたきものもキレイな紫色でホレボレ。今日がお太鼓デビューだったOさんですが、きれいに結べていましたよ♪「千鳥ファンなんです!」と髪飾りと根付がおそろいの千鳥モチーフだったMさん。明るい山吹色のきものにコーディネートされた紫帯はキリリとしておしゃれ。バラをテーマにちょっぴりファンキーなコーディネートだったYさん、対照的にしっとりコーディネートの旦那さま、角通しでお上品だったKさん。みなさん、テーマを持ってコーディネートされているのでお話を伺うのがとっても楽しいです。(^.^) 

さて、2月は“ぼてぼて茶”です。お楽しみにっ!