『日本茶を楽しむ講座12月度:器のコーディネート』レポート
日本茶を楽しむ講座も10月から始まり、「日本茶の飲み比べ」「お抹茶のアレンジ」と続いて今回で3回目。今月(12月15日)は「器コーディネート」です。
今回も田辺さんならではの技が光ったコーディネイト。
最初、マカロンとかぶせ茶。トレーに懐紙を敷きお菓子を乗せます。
茶碗も蕎麦猪口の小ぶりなもので、お煎茶をいただくのにちょうどよい大きさです。
次は、お重や折敷を使ったお正月バージョン。お重に生菓子を並べ庭の南天をそっと添えるだけでもうお正月♪箸置きもお正月の小物を使うとなおさらです。
あまりに可愛い箸置きを写メする人もいましたよ。
ここで、前回のお抹茶のおさらい!
みなさん、そう〜シャカシャカでしたね(笑)
最後は、漬け物と番茶。
よく田舎の縁側で、漬け物がどっさり入った鉢に番茶〜という光景はテレビなどで見ますが、今回は細長いお皿に少しだけ品よく盛り付けます。
京都の西利の漬け物に、京番茶。京番茶はかなりきつめの煙たい薫りがし、田辺さんも「好みが分かれるかも〜」との事でしたが、これが漬け物との相性バッチリで!
それぞれのお菓子といい、漬け物といい、出された時に皆が「わぁ〜」と感動する。そしてお茶と一緒にいただいて、さらに美味しい〜と笑顔になる。
さすがお茶を知りつくした人だなぁ〜と、田辺さんへ皆が尊敬のまなざし・・・
特別なものを用意するのでなく、あるものをうまく組み合わせて演出する・・・それには、日頃の器選びが大切だという事がわかりました。
どういうときに、どういうお茶をいただくか、その時のシーンを思い浮かべて器を選ぶ。他のシーンでも活躍できるか?など考えて捜すと「コレッ!」と思った器に出会えるみたいです。
それにしても、毎回出てくるお菓子。
「どのお菓子にするか・・・」参加者さんたちの微妙〜な駆け引きは、回を増すごとに熱くなっている様な気がします(笑)
1月は「茶歌舞伎」を予定していますよ。