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和を楽しむ温故知新企画 『心を包む 風呂敷講座』

『心を包む 風呂敷講座』レポート


広島市内もちらほら紅葉が楽しめるようになった11月半ば、広島市青少年センターで苦楽詩(くらし)工房主宰、藤野完二氏による『心を包む 風呂敷講座』を開催しました。


環境省登録環境カウンセラー・グリーンコンシューマーひろしま代表という肩書きをお持ちの藤野さん。

もちろん風呂敷のアレンジ結びだけの講座ではありません。


「風呂敷」の由来からもともとの布の歴史、世界の布の使われ方から、最終的には女性にとっての布、包むとはどのような行為で、その歴史背景はいかなるものであったかなど・・・参加された方は、それぞれメモを取ったり、深くうなずいたりされていました。

そのような歴史や布への思いを学んだ後、いよいよ「風呂敷アレンジ」。
布への思いが高まった事もあって、風呂敷1枚1枚の模様や大きさなどにも興味がわき、みなさんの手さばきも優しく丁寧な感じがします。

風呂敷がリュックに!!2つの基本結びだけで、いく通りもの包み方が楽しめます。
身近なティッシュやカゴをオシャレに包む結び方、ワインなどの瓶包みはこれからのパーティの席でも活用できそうです。


最後は風呂敷2枚を使ったリュック包み!
きものだからなのか、みなさんよくお似合いで、さっそく風呂敷をかって帰ろう〜などの声も出ていました。


結び方だけなら、テキストを見てもできることです。
風呂敷が持つ意味、大切にしなくてはいけないものなど、今回の講座も和の達人に技術だけでない和文化の心を教えていただきました。