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温故知新セミナー『下駄職人に学ぶ 下駄のいろは講座』開催しました

『下駄職人に学ぶ 下駄のいろは講座』開催レポート

下駄職人歴60年近くの澤田さん温故知新セミナー第2弾!

下駄職人に学ぶ 下駄のいろは講座』を袷の着始め10月1日に立町の広島国際学院大学 立町キャンパスのセミナールームで開催しました。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず着物姿の女性14名が参加しました。(洋服の人も少し〜)

年に何回か本通りの『ひろしま夢プラザ』で下駄販売の実演をされている澤田さん。ちょうど一年前にお会いしたことがきっかけで、今回の“下駄のいろは講座”開催が実現しました。(^.^)

まずは、職人歴60年の澤田さんの自己紹介から・・・以前大病を患った事、職人としてもう一度元気に働きたいとリハビリに励まれた事なども話してくださいました。

履き心地の悪そうな草履の鼻緒を調整講座の内容は、下駄のルーツ下駄の種類最近の下駄事情専門店で購入する場合のアドバイスなどを中心に、参加者の方々からの質問に答えていただいたりとみなさん真剣にメモを取っていました。
最後に、参加者さんの履物を見て、履き心地の悪そうな草履などの鼻緒を調節。調節してもらった人は「あ〜楽になりました。」と喜んでいました。(ラッキーでしたね(^^v)

きもの10着に対して履物20足。これがおしゃれなのだそうです。
まだまだビギナーさんが多い、“ひろしまきもの遊び”の参加者のみなさんは「なかなか履物まで揃えられない」とこのお話に驚いていました。
足元からその日の着こなしを選ぶ・・・究極のおしゃれですよね。

また、京都に行った時に、地元の人の下駄の履き方を観察して見てください。という話も伺いました。きものを着ることが自然に身についている土地の所作は参考になるようです。

今回は下駄のことだけでなく、和を大切にする“心配り”や“粋さ”についてもお話いただきました。これからも、和の文化を次の世代に残すため、少しずつでも良いので勉強していきたいですね。

記念撮影♪先に帰られた方、ごめんなさいっ




最後になりましたが、このたびの下駄セミナー開講にあたり、惜しみないご協力をいただきました澤田氏に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。