きものが活躍する場を提案する
きもの遊びコーディネーターの澤井律子です。
Kimono style from the Edo period to the present day
今年も
『祭りえんこうさん』
で
着物時代絵巻
~女性着物に見る時代の移り変わりショー~
の
演出を担当させていただきました(^^)
モデルは
広島市立大学のボランティアサークルの皆さん♪
江戸時代初期~中期~後期
明治
大正
昭和
令和
小袖スタイルにはじまって
大店のお内儀スタイルは
あえての前結びでお披露目
奴褄(やっこづま)と呼ばれる
八掛部分に左右対称に絵柄が描かれているきものも
お披露目することができました(^_-)-☆
屋内では裾を引いて過ごし
外出するときは褄を持ち上げるわけですが
どこから見ても柄が見えるようになっているのが特徴。
このあたりの動きも
学生モデルさんがしっかり実践してくれましたので
観客の皆さんにもよく伝わったと思います。
汚れを防ぐ実用性と、粋さを表す装飾性を兼ねそなえた
黒掛け衿スタイルは江戸時代後期の頃
時代は進んで明治の頃は
セーラー服が誕生するまでの制服だった
袴スタイルで。
髪型は
前髪を張りだした庇髪がそれっぽい♪
続いて
洋花が大胆に描かれた大正ロマンなスタイル
「成人の日」が制定された昭和初期の
成人式でよく見られた伝統的な帯結び「ふくら雀」スタイル
伊達衿と帯あげと帯締めが同じ色!というのも
この頃の象徴ではないでしょうかね(≧▽≦)
令和の現代は
SNSで脚光を浴びて、若い世代に流行っている
総レーススタイル
といった風に
特徴的なスタイルでお届けしました。
お天気も良く
学生さんたちも変身できてテンション高く
とても楽しいひと時でした☆
来年も担当させていただきますので
今からネタ探しをしておこうと思います(≧▽≦)
実行委員の皆さま、今年もありがとうございました!
着付け、ヘアセットは
美和きもの教室 さんにお世話になりました(≧▽≦)
いつも本当にありがとう!!
そして
今年も
河童と戯れました(笑)